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清朝絵師呉友如の事件帖[image1]
商品名
清朝絵師呉友如の事件帖
商品説明
[著者] 武田雅哉
[造本・装幀] 阿部聡
[発行所] 作品社 [シリーズ] 叢書メラヴィリア 5
[発行年] 1998年 初版1刷
[言語] 日本語 [図版] モノトーン
[フォーマット] A5|ハードカバー [ボリューム] 292ページ
[構成] 1冊 [付属] カバー、帯
[コンディション] BODY:EXCELLENT ★★★★★★☆ JACKET:EXCELLENT ★★★★★★☆
商品解説

[コメント] 『Xファイル』か『フォーカス』か。動乱前夜の大清帝国の世上を騒がす事件を追った呉友如の絵入り新聞『飛影閣画報』。怪物の出現、謎の病気、壮絶な復讐劇、奇天烈な海外情報と、清末の人びとが捉えた「世界」のかたちが浮かびあがる。変わりゆく世界を捉えんとする不動の中国式世界の読みとり法! (帯文より)
19世紀末の清朝の世上を騒がす珍にして怪なる事件の数々を紹介した本書は、『飛べ!大清帝国』(リブロポート)、『蒼頡たちの宴』(筑摩書房)、『桃源郷の機械学』、『新千年図像晩会』(ともに作品社)など、文学、絵画、博物学から、神話、伝説、怪事件、風俗、報道まで、フシギな中国世界をどこかキュートな図像とともに紹介してくれる中国文学者武田雅哉による一冊。1884年から1893年に毎月三回発行されていた画報『点石斎画報』の主要な絵師でありと自らも『飛影閣画報』と称する絵入り新聞を主宰した呉友如の画報から選び出した数々の図版とともに、そのエピソードを絵師の飼い猫が紹介するという設定。月兎社購買部大阪分室開設中の期間限定商品。

[目次・構成・収録内容]
第一回
とにかく走れと大騒ぎの世紀末
猫の手も邪魔する絵師のお仕事

第二回
電気の時代にゃ魂も売れる
エジソン先生も苦労が多い

第三回
ただの猫なら事件にゃならぬ
馬ほどでかけりゃ絵にもならぬ

第四回
掘れば出てくる茶碗のかけら
なにをか言わん地よりの手紙

第五回
みんな病気なら正常だろう
キミのようだねボクのよう

第六回
死んだ男は化けてうらめしや
お告げは確かかこっくりさん

第七回
大きいネズミはワルサに励む
小さいオトナはそのまま悪い

第八回
尽きるは真砂で尽きぬは諍いの種
喧嘩の解決は鼻をも欺く木犀の香

第九回
愛と憎しみ計りにかけりゃ
首は転がる血はほとばしる

第十回
見世物にもならぬは三つ足の怪猫
要注意!街ゆく美女は大足の姐様

第十一回
酒屋で絡む怪獣少年は猫嫌い
怪物は遠きにありて想うもの

第十二回
怪物どもの勝手にゃさせぬ
やつらの退治はまかせとけ

第十三回
博物先生も答えは出せぬ
山ほど積まれたX鐺案

あとがき
読書案内
図版一覧

[図書分類] 東洋史・アジア史|素描・描画・イラスト|報道・広報・広告|東洋思想
[キーワード] MEDIA・MESSAGE|IMAGE・IMAGERY|ASIA(アジア)|REPORT・RECORD|HISTORICAL
[コード] 4878937556

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