商品画像
肉麻図譜 中国春画論序説[image1]
商品名
肉麻図譜 中国春画論序説
商品説明
[著者] 中野美代子
[造本・装幀] 阿部聡
[発行所] 作品社 [シリーズ] 叢書メラヴィリア 8
[発行年] 2002年 初版5刷
[言語] 日本語 [図版] カラー、モノトーン
[フォーマット] A5|ハードカバー [ボリューム] 284ページ
[構成] 1冊 [付属] カバー、帯
[コンディション] BODY:EXCELLENT ★★★★★★☆ JACKET:EXCELLENT ★★★★★★☆
商品解説

[コメント] 「肉麻(ろうまあ)」とは、「体がしびれる」、「いやらしくてむずむずする」といった意味の中国語。もともとあからさまなことばきらい、「雲雨」「高唐夢」「巫山夢」といった文学的な表現を使っていた中国人が明代に生みだしたとされる。だが、局所をクローズアップして「肉麻」性を煽情する江戸春画の「褻視」とは対照的に、美しい庭園で微かな笑みを浮かべて陶器のようななめらかな肌の男女が愛し合うといった中国春画は、なぜ「いやらしくてむずむずする」からほど遠いのか。『カニバリズム(人肉嗜食)論』(潮出版社)、『孫悟空の誕生―サルの民話学と「西遊記」』(玉川大学出版部)、『龍の住むランドスケープ―中国人の空間デザイン』(福武書店)、『孫悟空はサルかな?』(日本文芸社)、『西遊記―トリック・ワールド探訪』 (岩波新書)など多数の評論やエッセイで西遊記をはじめとする中国文学をスリリングに紹介してくれる中野美代子(1933-)による「叢書メラヴィリア」シリーズ第8弾の本書は、園林術、仙界伝説、時間論、房中術、煉丹術など、博学を駆使して中国人の性に対する思想や空間デザインを考察し、中国春画(春宮画)のグラマーを読み解くポルノグラフィー。月兎社購買部大阪分室開設中の期間限定商品。

[目次・構成・収録内容]
序『金瓶梅』はなぜ「肉麻(いやらしい)」か?

I ホルトゥス・エロティカ―官能の庭
あけっぴろげ!
春画のなかの庭園
鞦韆のシンボリズム
天の井戸と地の井戸

II 非在の肉体―からだ抜きの行為
男の性的階層化
ファロスの政治学
春画におけるジェンダー
ポドエロトマニア
後庭の花
馬上の愛あるいはアクロバット
房中術の表象
間奏曲(インテルメツッオ)―ファン・フーリクと春画

III 文字か絵画か―肉麻性のゆくえ
密室の擬近代
ポルノ文学の文体
匿名性と個
裸体・身体・肉体

あとがき
参考文献
図版一覧

[図書分類] 批評・文学論・文芸評論|東洋史・アジア史|東洋思想|易占|医学・薬学
[キーワード] CONSCIOUS・SENCE|BODY(身体)|EROTICISM|VIEW・VISION|SPACE・VOID|HOUSE・HABIT|METHOD・NOTATION|IMAGE・IMAGERY|ASIA(アジア)|REGION・AREA|REPRESENTATION
[コード] 4878937580

詳細情報を表示

基本情報のみ表示

外部リンク
現在こちらの商品は在庫を切らしております。

RELATION

関連商品のご紹介

BOOK : DOMESTIC

同じカテゴリーのリストを表示する

NEW ARRIVAL

新着商品のリストを表示する

BLOW-OUT PRICE

期限付き特別価格(ウェブショップ注文限定)のリストを表示する

SHOPPING CART

商品点数
0点
合計金額
0円
税込7,500円以上お買い上げで配送無料!国内送料280円(メール便)〜

ADD TO CART

商品タグ
SOLD OUT
商品番号
BK040230
現在こちらの商品は在庫を切らしております。

AUTOGRAPH

CLASSIFICATION

KEYWORD