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江戸の身体を開く[image1]
商品名
江戸の身体を開く
商品説明
[著者] タイモン・スクリーチ [翻訳] 高山宏
[造本・装幀] 阿部聡
[発行所] 作品社 [シリーズ] 叢書メラヴィリア 3
[発行年] 2002年 初版2刷
[言語] 日本語 [図版] カラー、モノトーン
[フォーマット] A5|ハードカバー [ボリューム] 348ページ
[構成] 1冊 [付属] カバー、帯
[コンディション] BODY:NEW ★★★★★★★ JACKET:NEW ★★★★★★★
商品解説

[コメント] 「解剖=人の身体を切って調べること」を高らかに謳いあげて『解体新書』は上梓された。蘭医とは即ち「切る医者」であり、江戸の人々は死体を切り、生身の人間を切る「切る医術」へのスプラッタ・ホラーじみた好奇心と怖れを隠さない。「全体として生きて在ること」を捉えようとする日本の知と、「切って中身をさらし、くまなく光をあて」ようとするヨーロッパ近代知の出会い。「解剖」から見た気鋭の江戸文化論。(帯文より)
和洋を折りまぜた図版が数多く収録された本書は、『大江戸異人往来』(丸善ブックス/高山宏訳)をはじめ、本書以降に発行される『大江戸視覚革命 ― 十八世紀日本の西洋科学と民衆文化』(作品社/田中優子・高山宏訳)、『春画―片手で読む江戸の絵』(講談社・講談社選書メチエ/高山宏訳)、『江戸の思考空間』(青土社/村山和裕訳)、『定信お見通し―寛政視覚改革の治世学』 (青土社/高山宏訳)などで注目されるロンドン大学アジア・アフリカ研究所(SOAS)教授タイモン・スクリーチ(Timon Screech 1961-)による「叢書メラヴィリア」シリーズ第3弾。研究対象とする日本の近世文化や美術について、ヴィジュアル資料から得られる証拠を支えとしながら意識の歴史を追う「ニュー・アート・ヒストリー」の方法論と光学・機械・身体論といった視点の新しさでスリリングな論考が展開される一冊。月兎社購買部大阪分室開設中の期間限定商品。

[目次・構成・収録内容]
序 アクセスの図像学

第一章 刀
 人斬りは、はや時代遅れ
 人々は刀に異国を見た
 鋏、花、そして人体
 舶来の鋏
 ブルータルな魅力
 箱と折りたたみナイフと

第二章 身体を切る
 外科と外科道具
 オランダ医学
 切る医者

第三章 さらされる身体
 人間は一個のプロセス
 西洋の絵のインパクト
 彼らは本当に切ったのだろうか
 解剖と権力

第四章 つくられていく身体
 骨のある話
 内外真偽、それ条件次第也
 「食物合戦」のメタフォリックス
 オランダ料理、切られる食材
 内に身体ができる

第五章 身体と国家
 手
 身体地理学
 解剖と旅行
 循環
 身体は世界に開かれる

エピローグ
結び


図版一覧/Plates
写真提供/Photo Credits

[図書分類] 西洋美術|日本美術|美術論・芸術論|日本史|民族学・人類学|医学・薬学|思考・思想・哲学
[キーワード] HISTORICAL|JAPAN・JAPONISM|VIEW・VISION|BODY(身体)|IMAGE・IMAGERY|CONSCIOUS・SENCE|METHOD・NOTATION|TECHNOLOGY|TOKYO・EDO
[コード] 487893753X

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