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工藝文化[image1]
商品名
工藝文化
商品説明
[著者] 柳宗悦
[製本] 岩瀬酉蔵
[発行所] 文藝春秋
[発行年] 昭和17年 3版
[言語] 日本語 [図版] カラー、モノトーン|写真、イラスト
[フォーマット] 菊判|ハードカバー [ボリューム] 326ページ
[サイズ] 219mm × 163mm × 29mm
[構成] 1冊 [付属] 函
[コンディション] BODY:VERY GOOD ★★★★☆☆☆ JACKET:GOOD ★★★☆☆☆☆
[商品メモ] 函背・本体背縁にイタミあり
[備考] 絶版、メール便不可
商品解説

[コメント] 民藝運動を提唱し、日本民藝館初代館長をつとめた柳宗悦(1889-1961)。武者小路実篤や志賀直哉らと雑誌「白樺」の発刊より参加し、キリスト教神学の研究、西欧近代美術に関心を寄せたころ、バーナード・リーチの影響から、イギリス・ロマン主義を代表するウイリアム・ブレイクに傾倒、その思想は美意識の形成に大きな影響を与え、宗教的真理と美の真理が根を同じくすることを見い出し、次第に東洋の老荘思想や仏教に向けられ、日韓併合という時代において、朝鮮李朝の工芸に美を見い出す。そして木喰仏研究の全国行脚や雑器の美への注目により民藝美の理論を確立し日本民藝館を開設。
本書は、そうした民藝美の理論が、さらなる仏教美学へと深まりを見せた頃に刊行され、序文にも「私はこの本の趣旨を述べるにあたって、ほとんど外来の思想に依存することはなかった」とあるように柳宗悦の工藝美論を確立した名著。昭和とともに始まった民藝運動は鑑賞用の工藝品を排し、日用雑器の中に真の美を発見した比類のない運動でだった。工藝と美術の関係、工藝美の目標、美と工藝性の関係等が体系的に意を尽くして説かれている。

[目次・構成・収録内容]

上篇 造形藝術
 一 工藝問題
 二 藝術の分類
  時間の藝術
  時空間の藝術
  空間の藝術
 三 美術と工藝
  綜合の時代
  美術の発生
  美術の限界
  分離の餘弊
中篇 種々なる工藝
 一 手工藝
  手工藝の経過
  貴族的工藝の性質
  貴族的工藝の限界
  個人的工藝の性質
  個人的工藝の限界
  民衆的工藝の性質
  民衆的工藝の限界
 二 機械工藝
  機械工藝の性質
  機械工藝の限界
  機械工藝の是正
 三 工藝の正統
下篇 美と工藝
 一 工藝の成立
  用途
  材料
  手工と道具
  伎倆と技術
  労働と組織
  伝統と時代
 二 美の目標
  目標の必要
  渋さの美
  平常性
  健康性
  単純性
  国民性
  地方性
 三 工藝美の特色
  工藝的性質
  実用性
  反復性
  低廉性
  公有性
  法式性
  模様性
  非個人性
  間接性
  不自由性
 四 美の国と工藝
  美の国への要望
  美の国と工藝の国
  美の国の例證
  安全道
  未分道
  他力道
挿絵小註

[外部リンク]
http://www.mingeikan.or.jp/

[図書分類] 工芸・民芸|美術論・芸術論|宗教全般|思考・思想・哲学|エッセイ・随筆
[キーワード] QUEST・EXPLORE|RELIGIOUS・FAITH|VERNACULAR|TRADITION

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