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綺想の帝国 ルドルフ二世をめぐる美術と科学[image1]
商品名
綺想の帝国 ルドルフ二世をめぐる美術と科学
商品説明
[著者] トマス・ダコスタ・カウフマン [編集] 米沢敬 [翻訳] 斉藤栄一
[エディトリアルデザイン] 西山孝司 小林千鶴
[発行所] 工作舎
[発行年] 1995年
[言語] 日本語 [フォーマット] A5|ハードカバー [ボリューム] 381ページ
[構成] 1冊 [付属] カバー、帯
[コンディション] BODY:FINE ★★★★★☆☆ JACKET:VERY GOOD ★★★★☆☆☆
[商品メモ] 帯少ヤケあり
商品解説

[コメント] 帯文によれば、本書によってあばかれる謎は次の七つ。
1 「祈祷書」に描かれた昆虫や草花が暗示するもの
2 ルネサンス人はいかにして陰影を描写したのか
3 模倣は芸術習得にとって正当な方法だったのか
4 アルチンボルド作品が皇帝の肖像画である理由
5 凱旋門のデザインに込められた最新の科学知識
6 絹織物技術と怪奇趣味の間の密接な関係
7 「驚異の部屋」に集められた奇怪な事物の意味

稀代の収集家にして諸学のパトロンであったルドルフ2世が君臨した16世紀プラハ。宮廷に集った画家、彫刻家、詩人、天文学者、数学者、魔術師たちは奇怪で謎に満ちた多くの作品を捧げた。昆虫や異国の草花で飾られた祈祷書、禽獣と道具によって構成された肖像画、天球儀や地球儀とギリシア神像が同居する凱旋門。そこには、少数の者にのみ理解されうるシンボルとアレゴリーがちりばめられていた。原著では、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ラテン語、ギリシア語、オランダ語、古ドイツ語の語句や文章がちりばめられ、本文そのものがペダンティックで難解だが、博学多識なカウフマンの執拗で実証的なやり方で解きほぐされていくという。マニエリズムの名のもとに見過ごされてきたルネサンスの魔術的想像力が、気鋭の美術史家の手によって、解き明かされる画期的論考。

[目次・構成・収録内容]
序章 自然の掌握─パラダイムと問題点
第1章 自然の聖別─15、16世紀ネーデルランド写本装飾におけるだまし絵の起源
第2章 影の遠近法─投影理論の歴史
第3章 自然の模倣─デューラーからホフナーゲルへ
第4章 自然の変容─アルチンボルドの宮廷的寓意
第4章 補説 アルチンボルドとプロペルティウス:ウェルトゥムヌスとしてのルドルフ二世と古典世界
第5章 ルドルフ二世の凱旋門─1577年のルドルフ二世ウィーン訪問時の天文学、技術、人文主義、美術:ファブリティウスの役割
第6章 プラハにおける「古代と近代」─アルチンボルドの素描と絹織物業
第7章 世界の掌握から自然の掌握へ─芸術室・政治・科学

[図書分類] 生物学・生態学・生命誌|美術論・芸術論|天文・宇宙・地球・地学|思考・思想・哲学
[キーワード] ESOTERIC|MAGIC(魔術・呪術)
[コード] 4875022484

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