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ザ・ドール ハンス・ベルメール人形写真集[image1]
商品名
ザ・ドール ハンス・ベルメール人形写真集
商品説明
[ブックデザイン] 武智淳
[発行所] トレヴィル
[発行年] 1995年 初版
[言語] 日本語 [フォーマット] A5|ハードカバー [ボリューム] 96ページ
[サイズ] 215mm × 154mm × 14mm
[構成] 1冊 [付属] 帯
[コンディション] BODY:FINE ★★★★★☆☆ JACKET:FINE ★★★★★☆☆
[備考] 絶版
商品解説

[コメント] 日本でも1937年に、瀧口修造・山中散生らの企画による「海外超現実主義作品展」でベルメールの素描と写真が紹介されているようにかなり早くから注目されていたハンス・ベルメール(Hans Bellmer 1902-1975)。ドイツ領カットヴィッツ(現ポーランド領カトヴィツェ)に生まれ、ベルリン・ダダの画家ゲオルグ・グロッスらと交流を持ちつつ、出版社の印刷工として挿絵を手掛けたり、デザイン事務所を開設して生計を立てていた。ドイツ・ロマン派の作家ホフマンの短編小説を下敷きにしたオムニバス形式のオペラ(「ホフマン物語」には自動人形オリンピアが登場)からの影響や同時期に言論・思想統制を強化しつつあったナチスへの抗議からドイツ帝国を支持する仕事はしないと決意し、最初の人形制作に取りかかる。制作途中の様々な人形を写真に収めた写真10葉と短い序文を収めた『人形』(Die Puppe)を出版したものが、シュルレアリストたちに絶賛されたことや機関誌「ミノトール」誌上で紹介されたこと、また「シュルレアリスム国際展」に参加したことなどからシュルレアリストといわれることも多く、実際に交流も持ったベルメールだが、シュルレアリスムからは距離をとったポール・エリュアールとの親交、ジョルジュ・ユニェと共同制作した『枝状に刻みこまれた流し目』、ジョルジュ・バタイユの『眼球譚』や『マダム・エドワルダ』への銅版画提供など、銅版画・デッサンの作品も豊富で、1957年に発表した作品集『イマージュの解剖学』のタイトルが示すように元来自身の感性やイメージにひたすら忠実だったというべきだろう。
本書は、日本には瀧口修造・山中散生・澁澤龍彥らの紹介により、球体関節人形をアートの領域に持ち込んだ原点とされるハンス・ベルメールの人形写真だけをオリジナル編集で収録したもの。トレヴィル倒産後しばらく絶版でしたが、2004年に同タイトルで河出書房新社より巌谷国士の解説を付した完全復刻版が発行されています。やや、耽美に仕上げすぎている感はあるものの初めての方にもお薦めの一冊。

[図書分類] 西洋美術|写真集・写真関連|遊戯・遊具・玩具
[キーワード] AVANGARDE|BODY(身体)|FANTASY|FORM・FIGURE|IMAGE・IMAGERY|EROTICISM
[コード] 4845710196

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