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茶と美 普及版[image1]
商品名
茶と美 普及版
商品説明
[著者] 柳宗悦 [編集] 吉田小五郎
[発行所] 牧野書店
[発行年] 昭和16年
[言語] 日本語 [図版] カラー、モノトーン
[フォーマット] 菊判|ハードカバー [ボリューム] 274ページ
[構成] 1冊 [付属] 函
[コンディション] BODY:GOOD ★★★☆☆☆☆ JACKET:VERY GOOD ★★★★☆☆☆
[商品メモ] 図版21点、函ヤケ・本体背を中心に虫食いあり
[備考] 絶版
商品解説

[コメント] 民藝運動を提唱し、日本民藝館初代館長をつとめた柳宗悦(1889-1961)。雑誌「白樺」の創刊に参加し、キリスト教神学の研究、西欧近代美術に関心を寄せたころ、バーナード・リーチ(1887-1979)の影響から、イギリス・ロマン主義を代表するウイリアム・ブレイクに傾倒、その思想は美意識の形成に大きな影響を与え、宗教的真理と美の真理が根を同じくすることを見い出し、次第に東洋の老荘思想や仏教に向けられ、日韓併合という時代において朝鮮李朝の工芸に美の本質を見い出す。そして木喰仏研究の全国行脚や雑器の美への注目により民藝美の理論を確立し、浜田庄司(1894-1979)、河井寛次郎(1890-1966)、芹沢銈介(1895-1984)、棟方志功(1903-1975)とともに民藝運動を広めた。
本書は、そうした柳宗悦が創刊した雑誌「工藝」に掲載した文章をまとめたもので、「美」の性質と「茶」の精神を説くことを一様とし、作為のない、あるがままに作られたものが持つ美という「無事の美」をもって喜左衛門井戸をその代表格に挙げ、茶の心、美の本質に深く迫るには、物にじかに「触れ」、「観る」ことが大切であると説く。さらに、作為に満ちた楽や、「無事の美」を見失っている現代の茶人に厳しい要求をつきつけ、茶道の家元制度を激しく批判する。そのほかにも書道、絵画、工芸、染色など「美」の性質とは、といった点に主眼を据え、幅広く執筆・収録。

[目次・構成・収録内容]

茶道を想ふ
「喜左衛門井戸」を見る
高麗茶碗と大和茶碗
光悦論
硯を描く
書論
書道雑語
繪画論
工藝的繪画
織と染
蒐集に就て
陶磁器の美
挿繪小註
執筆年記

挿繪目次
一 筒茶碗 唐津 江戸初期
二 「喜左衛門」 朝鮮 李朝初期
三 「筒井筒」 朝鮮 李朝初期
四 刷毛目茶碗 朝鮮 李朝初期
五 立粉茶碗 瀬戸 江戸末期
六 硯筥「船橋」 光悦作 江戸初期
七 抹茶碗「鷹峰」 光悦作 江戸初期
八 宋端渓 支那 宋朝
九 海東硯 朝鮮 李朝初期
一〇 爨寶子拓 支那 六朝
一一 中岳霊廟拓 支那 六朝
一二 泥繪「有馬屋敷」 江戸 江戸末期
一三 大津繪「鷲」 大津 江戸初期
一四 繪漆 孝子圖 朝鮮 樂浪時代
一五 壁書 狩獵圖 満州 高句麗
一六 大絣 山陰 江戸末期
一七 びん型 琉球 江戸中期
一八 鐵繪陶枕 支那 宋朝
一九 染附鉢 支那 明朝中期
二〇 染附壺 朝鮮 李朝中期
二一 徳利 肥前 江戸中期

[外部リンク]
http://www.mingeikan.or.jp/

[図書分類] 日本思想|宗教全般|キリスト教|工芸・民芸|美術論・芸術論|エッセイ・随筆
[キーワード] QUEST・EXPLORE|RELIGIOUS・FAITH|VERNACULAR|TRADITION

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