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商品名

銅版画のマチエール

商品説明

[著者] 駒井哲郎
[発行所] 美術出版社
[発行年] 昭和51年　初版
[言語] 日本語　[フォーマット] A5　[ボリューム] 205ページ
[構成] 1冊　[付属] カバー
[コンディション] BODY：VERY GOOD ★★★★☆☆☆　JACKET：VERY GOOD ★★★★☆☆☆
[備考] 絶版

商品解説

[コメント] 銅版画の詩人と謳われ、現代銅版画の魅力を広めたパイオニア的存在である駒井哲郎（1920-1976）。モノクロームの世界で抽象的・幻想的な自身の作品を数多く残したほか、版画と詩を同じ紙に刷った日本では初の試みともいわれている安東次男の詩画集『からんどりえ CALENDRIER』（1960 書肆ユリイカ刊）、さらに金子光晴の詩画集『よごれてゐない一日』（1970 弥生書房刊）、埴谷雄高『闇の中の黒い馬』特装本（1971 河出書房新社刊）、ロオトレアモン『マルドロールの歌』（青柳瑞穂訳 1952 木馬社刊）など、詩人・文学者との共作も多く、生涯にわたり一貫してエッチング作品を制作し、昭和期の日本の銅版画家としては長谷川潔、池田満寿夫とともに今なお影響を与え続けている一人。本書は、銅版画の技法についてのあらましと、駒井哲郎の敬愛する銅版画家の作品について、銅版画の歴史的背景を踏まえた上で書き綴ったもの。現在同社より増補改訂版が発行されています。

[目次・構成・収録内容]
I
1　銅版画のマチエール
　　銅版画のマチエールとは
　　さまざまな技法
2　材料と道具
　　プレートの準備
　　銅版画技法の基本
　　製版のための道具
　　防食剤及びプレートの防蝕法
　　腐食剤とその使用法
3　製版 I
　　はじめに
　　ドライ・ポイント（ポワン・セッシュ）
　　エッチング（オー・フォルト）
4　印刷
　　インクの条件
　　紙の選択
　　インクをつめる
　　印刷機（プレス）
5　製版 II
　　ビュラン（エングレーヴィング）
　　アクワチント（アクワタント）
　　シュガー・アクワチント（リフト・グランド・エッチング）
　　メゾチント（マニエール・ノワール）
　　むすび
附・製版鳳の種類と道具・技法の表（織り込み）

II
銅版画の起源とマスターE.S.
ペーテル・ブリューゲルの銅版画
ジャック・カロ―黒と白のドラマ
パリの明暗を刻むシャルル・メリヨン
ロドルフ・ブレスダン―神秘な線のアラベスク
わが内なるオディロン・ルドン
至純の芸術家・長谷川潔
あとがき

[図書分類] アート・芸術全般
[キーワード] METHOD・NOTATION｜MATERIAL・SOURCE｜GUIDE（ガイド）

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