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商品名

砂漠で　In the Desert

商品説明

[著者] 野口里佳
[造本] 町口覚
[発行所] マッチアンドカンパニー　[シリーズ] M label No.07
[発行年] 2008年
[言語] 日本語　[図版] カラー｜写真
[フォーマット] 変型｜ソフトカバー　[ボリューム] 28ページ
[サイズ] 285mm × 300mm × 3mm
[構成] 1冊　
[コンディション] BODY：NEW ★★★★★★★　JACKET：NEW ★★★★★★★
[商品メモ] 700部／中綴じ製本／写真12点
[備考] 版元品切、メール便不可

商品解説

[コメント] 1990年代の初頭から様々な場所を訪れ、場所とそこにいる人々との関係を独特の視点で切りとった写真作品を発表してきた写真家野口里佳。新作となる『砂漠で　In the Desert』は、2007年にアラブ首長国連邦で開催された第8回シャルジャビエンナーレのために現地に滞在して制作した作品。

砂漠でラクダと暮す人々と出会い、撮影はスタート。表紙にも使用されている淡いシャーベットブルーの砂漠の空と褐色の大地の狭間で佇むラクダと人々。レースに出場するために鍛えられたラクダたちが多く撮影されていますが、その姿を見つめる彼女の視線は、静かで、どことなくユーモラス。正方形にフレーミングされた光景には喧噪は感じられない。ただ牧歌的で、ゆったりとした豊かな時間が流れているかのように見える。

現在ベルリンに在住し、様々な国で個展を開催している野口里佳の活動は写真の分野だけにとどまらず現代美術の分野でも高い評価を得ている。近年は第55回カーネギー・インターナショナルなどの歴史ある国際展に写真ではウォルフガング・ティルマンス、シャロン・ロックハート、野口里佳の３人が選ばれて参加している。

[プロフィール]
野口里佳／写真家　1971年埼玉県生まれ。1992年に写真作品の制作を始め、以降主に展覧会を中心に活動。個展に「MIMOCA'S EYE VOL.1 野口里佳展　予感」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、香川、2001)、「飛ぶ夢を見た」（原美術館、東京、2004）、「Color of the Planet」(DAADギャラリー、ベルリン、2006)、グループ展に「Sharjah Biennial 8 - STILL LIFE， ART ECOLOGY ＆ THE POLITICS OF CHANGE」（シャルジャ美術館、アラブ首長国連邦、2007）、「Brave New Worlds」（ウォーカー・アートセンター、ミネアポリス、2007）、「55th Carnegie International - Life on Mars」（カーネギー美術館、ピッツバーグ、 2008）など。著書に「鳥を見る」（P3 art and environment， 2001）、「この星」（原美術館／アイコンギャラリー、2004）などがある。金沢21世紀美術館、国立近代美術館、グッゲンハイム美術館などに作品が収蔵されている。2004年よりドイツ・ベルリン在住。

町口覚／アートディレクター　1971年東京都生まれ。デザイン事務所match and company， inc.（マッチアンドカンパニー）主宰。1995年に同世代の写真家40人を集めた写真集『40+1 PHOTOGRAPHERS PIN-UP』を自主製作以降、佐内正史『生きている』、『Chair Album』、『MAP』、『鉄火』、大橋仁『目のまえのつづき』、今井智己『真昼』、笠井爾示『波珠』、森山大道『ROUTE16』等、日本の写真界をリードする写真家たちと時間をかけて向き合い、クオリティの高い写真集をつくり続けている。また、映画・演劇のグラフィックデザイン、書籍の造本・装幀など幅広く手掛けている。2005年にはレーベル「M」を立ち上げ、発行・発売元となり、書籍販売ウェブサイト「book shop m」を運営。常に表現者たちと徹底的に向き合い、独自の姿勢でものづくりに取り組んでいる。

[外部リンク]
http://www.noguchirika.com/
http://www.matchandcompany.com

[図書分類] 写真集・写真関連｜出版・印刷
[キーワード] VIEW・VISION｜LANDSCAPE｜TRIP・TRANCE

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