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不穏の書、断章[image1]
商品名
不穏の書、断章
商品説明
[著者] フェルナンド・ペソア [編集] 沢田直 [翻訳] 澤田直
[装幀] 井原靖章
[発行所] 思潮社
[発行年] 2000年
[言語] 日本語 [フォーマット] 四六 [ボリューム] 237ページ
[構成] 1冊 [付属] カバー、帯
[コンディション] BODY:VERY GOOD ★★★★☆☆☆ JACKET:GOOD ★★★☆☆☆☆
[商品メモ] カバー・帯にヤケあり
商品解説

[コメント] 自らの中に多数の異なる人格を生み出し、それぞれ固有な身体的特徴、人格、経歴、思想、作風をもった独立した詩人たちによる数々の作品や言葉の集積とでも呼ぶべき草稿を遺したポルトガル・リスボンの作家・詩人フェルナンド・アントニオ・ノゲイラ・ペソア(Fernando Antonio Nogueira de Seabra Pessoa 1888-1935)。リスボンに生まれたペソアは幼くして父親を亡くし、外交官と再婚した母親に従って南アフリカで英国風の教育を受け、大学進学のため17歳で故郷ポルトガルに戻り最初は英語で、帰国後はポルトガル語、英語,フランス語で詩や散文を書きはじめたという。「社会学的見地から見た新しいポルトガル詩」と題する評論を発表し、まず評論家としてデビューする。1915年にはマリオ・デ・サ・カネイロとともに雑誌『オルフェウ』を発刊し、ポルトガル・モダニズムの旗手と見なされるようになる。1914年3月8日、26歳のときに突然名状しがたい忘我の状態(エクスタシー)に襲われ、自分とは異なる人格とエクリチュールをもった数人の異名者たちを創造し、神懸かり的状況の中で50篇以上の詩を書き上げたという。アルベルト・カエイロ、リカルド・レイス、アルヴァロ・デ・カンポスなどの異名者たちと実名による複数詩人は、その後ペソアが死ぬまでそれぞれの名で詩を発表し続ける。

詩人はふりをするものだ
そのふりは完璧すぎて
ほんとうに感じている
苦痛のふりまでしてしまう

という断片、あるいは箴言ではじまる本書には、厳密な意味ではポルトガル語の原著にあたるものは存在しない。「断章」は、イタリアの作家アントニオ・タブッキ(Antonio Tabucchi 1943-)が編集したペソア語録『詩人はふりをする』をはじめ、各国語訳で同様の試みがなされているように、99の断章を選び収録したもの。「不穏の書」は、リスボン在住の会計助手ベルナルド・ソアレスの手記という体裁をとった散文作品。LDDという略号の愛称で呼ばれ、折に触れて構想を新たにしながら、20年以上の長きにわたって書き続けた長短さまざまな520の断片の中から、選択・再構成しまとめたもの。

[目次・構成・収録内容]
断章
ベルナルド・ソアレス著 不穏の書
『不穏の書』解題
あとがき

[図書分類] 詩歌・俳句・漢詩|海外文学・翻訳作品
[キーワード] LANGUE・TERM|METHOD・NOTATION|EDIT(編集)|MODERN(モダニズム)
[コード] 4783724369

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