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INFRAMINCE　アンフラマンス／梱包されたデュシャン

商品説明

[著者] 港千尋（文）　[編集] 松田行正　[翻訳] ヤーン・フォルネル
[構成・造本] 松田行正　[本文デザイン] 中村晋平　加藤愛子　[デュシャン箱デザイン] 石田剛　中村晋平　加藤愛子　日向麻梨子　相馬敬徳　斎藤智恵子
[発行所] 牛若丸
[発行年] 2006年　初版
[言語] 日本語、英語　[フォーマット] B5｜ハードカバー　[ボリューム] 144ページ
[サイズ] 170mm × 130mm　※外寸表示に移行中
[構成] 1冊　[付属] 函
[コンディション] BODY：FINE ★★★★★☆☆　JACKET：VERY GOOD ★★★★☆☆☆
[商品メモ] 波形段ボール（ホワイト・バージョン）

商品解説

[コメント] フランスに生まれ、20世紀はじめより作品制作をスタートし、既成の美術概念を根底から疑い、美術を成立させているルールそのものへの挑戦を企てたことから“現代美術の父”とも“ダダイズムの巨匠”とも呼ばれ、第一次世界大戦中の1915年にアメリカ合衆国へ移住して以降も20世紀の美術家に決定的な影響を及ぼした美術家マルセル・デュシャン（Marcel Duchamp 1887-1968）をテーマとした本。「梱包されたデュシャン」をコンセプトに、簡易な波形段ボールのケースに収められた本体には、写真家・評論家の港千尋による巻頭のデュシャン論ほかテキストに加え、デュシャン作品をイメージした図版を掲載。「トレースの人」デュシャンに関連する図版は、本文ページからミシン目に沿って繰り抜いて組み立てると、カラフルなリバーシブル仕様の箱になります。また図版部分を全てくりぬいて箱を完成させると、ページの真ん中に穴が出現し、本体自体が箱になるという趣向。
グラフィックデザイナー松田行正が、机や棚に置いてあるだけで存在感のある、手にとってみて、開いてみて手触りとともにオブジェとしか名状しがたいもの、本という形態を保ちながらも本を超えたと思わせるような、そんな「本総体としてオブジェらしい本」をというコンセプトで1985年設立した出版社「牛若丸」からの一冊。

[目次・構成・収録内容]
デュシャン（と呼ばれた脳、あるいは未来）のロボティックス　港千尋

洗濯船
黒いストッキングをはいた裸婦
画家の父親の肖像
デュムーシェル博士の肖像
ショーヴェルの胸像
楽園
チェス・ゲーム
しげみ
デュルシネ
チェス・プレーヤーの肖像
コーヒー挽き
汽車のなかの悲しめる青年
階段を降りる裸体、No.2
迅速な裸体に囲まれた王と女王
3つの停止原基
自転車の車輪
停止原基の網目
瓶乾燥機
折れた腕の前に
櫛
旅行者用折り畳み品
秘めた音で
エナメルを塗られたアポリネール
罠
泉
帽子掛け
Tu m'
約一時間片目を近づけて（ガラスの裏側から）見ること
L.H.O.O.Q.
パリの空気
回転ガラス板（正確さの視覚）
なりたての未亡人
ローズ・セラヴィよ、何故くしゃみをしない？
アウステルリッツの喧噪
美しい吐息
彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも（大ガラス）
9つの雄の鋳型
モンテカルロ債券
ロトレリーフ
ときめくハート
偽りの風景
さわって
照明ガスと落ちる水があたえられたとせよ
雌のイチジクの葉
貞操の楔
オブジェ・ダール
プロフィルの自画像
わが頬の中のわが舌
1．落ちる水、2．照明用ガス、が与えられたとせよ

chronologie / chronology
塗り絵ゴッコとデュシャン梱包　石田剛
「梱包されたデュシャン」顛末記、さえも　松田行正

[外部リンク]
http://www.matzda.co.jp/

[図書分類] 美術論・芸術論｜出版・印刷｜デザイン全般
[キーワード] BIOGRAPHY｜FORM・FIGURE

[コード] 4434086375

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