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商品名

わがマンロー伝　ある英人医師・アイヌ研究家の生涯

商品説明

[著者] 桑原千代子
[造本] 中垣信夫　早瀬芳文
[発行所] 新宿書房
[発行年] 1983年　1刷
[言語] 日本語　[フォーマット] 四六　[ボリューム] 346ページ
[構成] 1冊　[付属] カバー、帯
[コンディション] BODY：GOOD ★★★☆☆☆☆　JACKET：GOOD ★★★☆☆☆☆
[商品メモ] 縁スレ・ヤケ・シミあり
[備考] 版元品切

商品解説

[コメント] スコットランド出身の医師であり、日本の旧石器文化の考古学的研究や北海道二風谷でアイヌ文化の研究を行ったニール・ゴードン・マンロー（Neil Gordon Munro 1863-1942）の伝記。

[目次・構成・収録内容]
はじめに
第一章　マンロー夫人との邂逅

第二章　資料を求めて
1　「マンロー館」寄贈のニュース
2　マンロー夫人との神戸再会
3　英国大使館と遺稿集
4　久保寺逸彦博士への師事
5　共同研究者の出現と別れ
6　遺稿集編集の渡辺仁博士を訪ねて
7　トムリン氏への報告
8　映画『熊祭り（イオマンデ）』を観て
9　マライニイ博士の見解

第三章　コタンとマンロー夫妻
1　カンナアルキヤアム
2　北大施設となったマンロー館（開所式と慰霊祭）
3　墓参と遺品と遺訓
4　比翼の十字架トイピラの丘に
5　マンロー博士顕彰碑建立

第四章　エジンバラより横浜へ
1　マンローの生い立ち
2　東洋への見果てぬ夢
3　横浜ゼネラルホスピタル院長就任

第五章　研究と家庭生活（その一）
1　最初の夫人、アデレー
2　芙蓉の花、高畠とく
3　草創期日本考古学の先駆者として
4　旧石器類が同志社大に送られた経緯
5　三ツ沢貝塚発掘とアイヌ人骨との邂逅
6　忍路ストーン・サークル調査

第六章　研究と家庭生活（その二）
1　マンローの一時帰国と家庭崩壊
2　ベルツ博士の友情
3　三度目の結婚　アデール夫人
4　新婚旅行兼発掘調査大旅行
5　北海道調査旅行と診療活動
6　鳥井龍蔵博士とのドルメン論争

第七章　軽井沢における医療活動
1　避暑地軽井沢の医師として
2　軽井沢病院長兼任
3　関東大震災と救援
4　軽井沢サナトリウム院長就任

第八章　二風谷時代（その一）
1　北をめざして
2　バチェラーとの再びの縁
3　マンローと他の研究者たち
4　アイヌ史及びアイヌ研究文献
5　誤れる同化対策―旧土人保護法
6　『熊祭り』撮影

第九章　二風谷時代（その二）
1　マンロー夫人としての修行の日々
2　コタンの医療
3　小雪さんの難産
4　永住の決心

第十章　二風谷時代（その三）
1　再びの灰燼
2　失火か放火か
3　新しい槌音と新築祝い

第十一章　ウタリの友として医師として
1　釧路考古会顧問に推さる
2　再びの軽井沢行きと亡き娘が結ぶ愛
3　無料診療―結核との闘い
4　長老達の信頼を得た研究法
5　バチェラーとの絶交と和解
6　アイヌに夢と希望を
7　ウエポタラやウプソルなどの研究
8　二人の滞在学者たち
9　最後の離婚と結婚

第十二章　生活と著作と
1　マンロー診療所開設と同庁への回答
2　この期の著述と著作構想
3　東洋文庫創立者の令息とマンロー
4　スパイのデマに苦慮す
5　近衛文磨公より古代史執筆依頼
6　食料品の欠乏をおそれて

第十三章　晩年
1　高まりゆく戦争のあしおと
2　岩波茂雄より贈られた感謝金
3　マンロー病きざす
4　北大有馬内科での宣告
5　最後の軽井沢出張
6　病臥の日々
7　臨終
8　通夜
9　葬儀
10　遺産の行方とコタンとの別れ

第十四章　マンロー亡きのちに
1　その後のチヨ夫人と遺品、遺稿集
2　幻の旧石器は今どこに？
3　『熊祭り』フィルム等についての岡田先生の報告書
4　『熊祭り』コピー・フィルムをめぐる人々
5　国立歴史民俗博物館への収蔵

終りに
N・G・マンロー年譜
参考文献
あとがき

[図書分類] 考古学｜民族学・人類学
[キーワード] DOCUMENTARY｜BIOGRAPHY

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外部リンク