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〈私〉の解体へ: 柏原えつとむの場合 The Deconstruction of the I: The Experiment by Kashihara Etsutomu[image1]
商品名
〈私〉の解体へ: 柏原えつとむの場合 The Deconstruction of the I: The Experiment by Kashihara Etsutomu
商品説明
[編集] 橋本梓 [翻訳] クリストファー・スティーヴンス
[デザイン] 西岡勉
[発行所] 国立国際美術館
[発行年] 2012年
[図版] モノトーン
[フォーマット] B6|ソフトカバー [ボリューム] 749ページ
[サイズ] 186mm × 132mm × 60mm
[構成] 1冊 [付属] 函
[コンディション] BODY:FINE ★★★★★☆☆ JACKET:FINE ★★★★★☆☆
[商品メモ] 筒函
[備考] メール便不可
商品解説

[コメント] 美術作家柏原えつとむ(1941-)が1972年に『美術手帖』に発表したテキスト《おわらないから... くりかえすのだ...》(1972~99年)を印刷したケースに収められた本書は、2012年7月7日から9月30日まで国立国際美術館にて開催された展覧会『〈私〉の解体へ:柏原えつとむの場合─The Deconstruction of the I: The Experiment by Kashihara Etsutomu』のカタログ。本体扉には「これは本である」と記され、展示作品の関連資料や思索、記録ノートなどを、700ページを超えるボリュームに収録し、資料ファイルを再現したかのような一冊。
主な記録は、捏造された架空の作者Mr.Xからの指示を、柏原えつとむ、小泉博夫、前川欣三の三名が別々に遂行し、複数の展覧会に渡って発表していく《Mr.Xとは何か?》(1968~69年)、協力者に日用品を持ちよって展示してもらうことで、展示作品と作者柏原との関係をできるだけ遠ざけようとした《展》(1970年~)、マリリン・モンローの肖像を原図として、トレース、カット、スケッチなどの作業を展開していくことで、イメージが作者の想定を超えて次々に展開していく《方法のモンロー》(1973年)、シンプルな立方体の箱をモチーフとすることで、「モンロー」の思考をより還元的に作品化した《未熟な箱たち》(1974~75年)の4作品のほか、安齊重男と協働した記録写真を収録。作者と作品が切り結ぶ関係に常に注意を払い、それを成立させる芸術の基盤を問い直し続ける柏原えつとむの批評性を現代に問い直す内容。

[目次・構成・収録内容]
ごあいさつ
凡例

[図版]
《Mr.Xとは何か》
《《展》》
《方法のモンロー》
《未熟な箱たち》
《《方法のモンロー》東京をゆく》《《方法のモンロー》パリをゆく》/安斎重男

作品リスト
出品歴
〈私〉の解体へ:柏原えつとむの場合/橋本梓
柏原えつとむ略歴
主な個展・主なグループ展
主要参考文献

《Mr.Xとは何か?》資料編
Mr.Xの指令による実験 略歴
録音テープによる討議録(1〜16)
Mr.X思索ノート
雑誌『美術史評』
第2次2号通巻6号、第2次3号通巻7号の一部

[図書分類] 現代美術|思考・思想・哲学
[キーワード] CRITICISM・CRITICAL|EXHIBITION

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