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存覚[image1]
商品名
存覚
商品説明
[著者] 坂爪逸子
[装丁] 鈴木堯 瀧上アサ子
[発行所] 青弓社
[発行年] 1999年 1版1刷
[言語] 日本語 [フォーマット] 四六|ハードカバー [ボリューム] 435ページ
[構成] 1冊 [付属] カバー
[コンディション] BODY:VERY GOOD ★★★★☆☆☆ JACKET:VERY GOOD ★★★★☆☆☆
[商品メモ] 謹呈署名入
[備考] 版元品切
商品解説

[コメント] 鎌倉時代後期から南北朝時代という戦乱と激動の乱世に、法然の念仏をよりどころとして光明を照破し続け、浄土真宗の拡大に尽くし、親鸞が著した浄土真宗の根本経典『顕浄土真実教行証文類』を註釈した『六要抄』をはじめ、『存覚上人一期記』、『諸神本懐集』、『持名鈔』、『存覚袖日記』などを著した存覚(1290-1373)。本書は、空海、法然、親鸞、覚如と存覚の仏教史的位置付けを行いつつ、歴史の彼方に忘却された異能の僧の生涯を20年をかけてまとめたもの。

[目次・構成・収録内容]
第一部 存覚の位置
第一章 存覚の時代
 存覚誕生の背景
 「安堵住宅本宅事」
 『平家物語』と『太平記』
 京童は口さがなき者
 道理の時代
 今日は人の身、明日はわが身
第二章 空海の時代
 惣領の誕生
 郡司の苦悩
 国家喪失の危機
 曼陀羅の誕生
 ゼロの体験―存在は自ら光ながら言葉となる
 無限・無量・無償の祝福
第三章 法然の時代―武士の誕生
 四月、神祭る家に卯の花あり
 武士の誕生
 横領使の孤独
 仇を討つな
 人は自ら光ながら名前を持つ
 海人・漁師の苫屋まで私の遺跡である
第四章 親鸞の時代
 畏怖逼迫の世か
 未生怨のルーツ、親鸞
 いずれの所へも移らせたまえ
 不思議の悪口
第五章 覚如の時代―蒙古襲来
 偽りの自己
 覚信尼の「敷地寄進状」
 阿古阿古
 唯円との出あい
 親鸞の魂の叫び
 『愚禿鈔』
 関東下向―顕智との対面
 『報恩講式』―浄土真宗立宗
 今の行者、謝って脇士に仕えることなかれ
 覚恵(北殿)・唯善(南殿)兄弟の確執

第二部 『存覚一期記』
第一章 大谷廟堂の原点―覚信尼の素意
 天与の賜物
 存覚と曼陀羅
 顕智の決断
第二章 存覚、法然に帰る
 存覚の僥倖
 顕智、法然に帰る
 顕智の金字塔
 覚如の留守職就任―「十二ヵ条の墾望状」
 本願寺創建への茨の道
 覚如の偽りの隠遁
 存覚―在家仏教の確立
第三章 存覚義絶
 在覚義絶
 乙名層との出あい
 親鸞の念仏は外聞にあるべからず
 稲と藁のたとえ
 諸神・諸仏の本懐は阿弥陀仏にあり
 国家喪失の危機
 反僧反俗の精神
 名帳―一向專称弥陀仏名
 覚如―このときをもって臨終と思うべし
 「念仏相承血脈掟書」
 葬られた諫言
第四章 光の体験
 存覚の鎌倉下向
 覚如の三代伝持
 本願寺の産声
 『末灯鈔』
 鎌倉炎上
 親鸞との訣別
 近頃都にはやるもの
 『存覚袖日記』
 尊氏討伐令
 光の体験―直義に現世の安穏を守らせたまえ
第五章 大日如来は自ら光りながらアミダとなる
 八十億劫の生死の重罪を滅す
 備後下向
 大日如来は自ら光ながらアミダとなる
 『改邪鈔』―中間の排除
 生きた一切経
 辻本の誕生
 失道の指南、暗黒の灯燭
 偽りの義絶解除
 能照所照は不二なるべし
第六章 再度義絶
 再度義絶
 大和・摂津の輩を治定する
 魑魅魍魎
第七章 存覚、大谷へ帰る
 義絶赦免
 覚如の終焉
第八章 老人の季節の果実・理性
 存覚の理性
 『白骨の御文』
 魂の世襲財産
 希望の焔
 終焉

あとがき

[図書分類] 仏教|思考・思想・哲学|日本史
[キーワード] RELIGIOUS・FAITH|BIOGRAPHY|HISTORICAL
[コード] 4787220101

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