商品画像
憐れみと縛り首 ヨーロッパ史のなかの貧民[image1]憐れみと縛り首 ヨーロッパ史のなかの貧民[image2]憐れみと縛り首 ヨーロッパ史のなかの貧民[image3]
商品名
憐れみと縛り首 ヨーロッパ史のなかの貧民
商品説明
[著者] ブロニスワフ・ゲレメク [翻訳] 早坂真理
[装丁] 中垣信夫
[発行所] 平凡社
[発行年] 1993年 初版1刷
[言語] 日本語 [図版] モノトーン|写真、イラスト
[フォーマット] A5|ハードカバー [ボリューム] 387ページ
[サイズ] 218mm × 156mm × 30mm
[構成] 1冊 [付属] カバー
[コンディション] BODY:GOOD ★★★☆☆☆☆ JACKET:GOOD ★★★☆☆☆☆
[商品メモ] カバー・表紙縁にスレあり
[備考] 版元品切、メール便不可
商品解説

[コメント] わたしは、本書が、対象をとりあえずヨーロッパ世界に限定するとはいえ、地理的空間をより拡大して観察できる可能性も示唆するものであることを自覚している。本書は、去の様々な文明によって規定された諸制度、人間の姿勢、行動様式、人間の意識の変容をとり扱ってきた。主たる課題は、中世と近代ヨーロッパにおけるキリスト教社会の経済、社会生活、人間の姿勢が近代化してゆく過程をそれぞれ比較検討することであった。(カバー袖文より)
周縁的人々=〈貧民〉に対して、ヨーロッパ社会はどのような態度をとってきたのか。慈善と弾圧という貧民対策の二面性を表現した本書は、ヨーロッパ中世史を専門とし、貧困、社会的排除を中心とする社会史研究で知られるポーランドの中世史家・歴史学者・政治家 ブロニスワフ・ゲレメク(Bronisław Geremek 1932-2008)が、中世末期から現代世界にいたるまでの、〈貧困〉に対するエートスの変容を丹念に分析・叙述したもの。

[目次・構成・収録内容]
日本語版への序文

第一章 はじめに──貧困の烙印と貧困への態度
第二章 中世──貧民は必要か
 一 貧困のエートスと現実の社会
 二 喜捨と乞食
 三 農村の貧困と都市の貧困
第三章 近代社会と貧困
 一 社会変動
 二 発展の地域的範囲と貧困のメカニズム
 三 貧困の規模
第四章 新しい社会政策
 一 1520年代──大転換の時代
   パリ──道徳的不安と恐怖
   ヴェネツィア──公衆衛生と抑圧
   イープル──都市の貧困と改革
 二 慈善事業の改革
 三 慈善をめぐる論争──都市の政策から国家理性へ
第五章 貧民の収監
 一 ローマの行列
 二 「労働は生活を支え、労働は罰を下す」
 三 総合病院──フランスにおける「大いなる監禁」
第六章 現代世界と貧困
 一 貧困化と「貧困の発見」
 二 博愛の思想
 三 諸国民の貧困
結び 憐れみの歴史

訳者あとがき
主要文献
原注
図版・グラフ出典

[図書分類] 西洋史・ヨーロッパ史|キリスト教
[キーワード] HISTORICAL|RELIGIOUS・FAITH
[コード] 4582473261

詳細情報を表示

基本情報のみ表示

海外発送

International Shipping

Please contact us with title or code that you want, your name and address from inquiry form.
We will e-mail you the total costs of your purchase including the shipping cost and tax.
We would accept PayPal payment only.
After confirming payment, we send parcel by JAPAN POST SERVICE soon!

商品価格
7,000円

RELATION

関連商品のご紹介

BOOK : DOMESTIC

同じカテゴリーのリストを表示する

NEW ARRIVAL

新着商品のリストを表示する

BLOW-OUT PRICE

期限付き特別価格(ウェブショップ注文限定)のリストを表示する

SHOPPING CART

商品点数
0点
合計金額
0円
税込7,500円以上お買い上げで配送無料!国内送料280円(メール便)〜

ADD TO CART

商品タグ
NEW ARRIVAL
商品番号
BK230155
商品価格
7,000円
注文数量

AUTOGRAPH

CLASSIFICATION

KEYWORD