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68年の思想 現代の反-人間主義への批判[image1]
商品名
68年の思想 現代の反-人間主義への批判
商品説明
[著者] リュック・フェリー アラン・ルノー [翻訳] 小野潮
[発行所] 法政大学出版局 [シリーズ] 叢書・ウニベルシタス 603
[発行年] 1998年 初版1刷
[言語] 日本語 [フォーマット] 四六|ハードカバー [ボリューム] 348ページ
[サイズ] 190mm × 138mm × 28mm
[構成] 1冊 [付属] カバー
[コンディション] BODY:VERY GOOD ★★★★☆☆☆ JACKET:GOOD ★★★☆☆☆☆
[商品メモ] カバー縁ヤケ・背褪色、本文ページに若干反りあり
[備考] メール便不可
商品解説

[コメント] 神話化される68年5月革命についてのさまざまな解釈を整理するとともに、60年代後半にその著書により、大きく支持されたフーコー、デリダ、ラカン、ブルデューらの哲学を「六八年の思想」と呼び、それらに顕著な「反‐人間主義」のモデルとしてニーチェ、ハイデガー、フロイトの思想を読みとり、「主体」の概念の扱われ方を軸に、自律的な主体を他律的な自我へと解体させる役割を担うものとして批判したもの。同社より続編『68年-86年個人の道程』の発行あり。

[目次・構成・収録内容]
まえがき
 「六八年」の哲学
 六八年五月―人間主義か個人主義か
 六八年の思想の反-人間主義
 なぜ反-人間主義なのか。なぜ再び人間主義が現れるのか
第一章 哲学する「60年世代」の理想型
 「六〇年世代の知的構造」
  (一)哲学の終焉というテーマ
  (二)系譜学のパラダイム
  (三)真理という観念の解体
  (四)諸カテゴリーの歴史主義化と普遍的なものへの参照の完全な終焉
 六〇年代の哲学のスタイルについて
 主体に対する告発
 フランス哲学、[ドイツ哲学の]誇張された反復?
 上訴する主体
第二章 1968年「五月」の諸解釈
 解釈の論理学
 当事者たちの視点
 革命もどきとしての〈五月〉、あるいは継続の中の変化
  (一)R・ドブレの解釈
  (二)G・リポヴェツキの解釈
 〈五月〉の事件(C・ルフォール)
 解釈の複数主義に向けて(R・アロン)
 六八年〈五月〉と主体と死
第三章 フランスのニーチェ主義(フーコー)
 フーコー普及版の擁護と顕揚―『狂気の歴史』の例
 フーコー対デリダ―理性と錯乱
 M・ゴシェとG・スウェイン対フーコー―民主主義の論理
 人間の死
 主体の回復?
第四章 フランスのハイデガー主義(デリダ)
 差異から差延へ
 形而上学の転倒としてのエクリチュール
 差延の行きづまり
 そして残りすべては文学でしかない
第五章 フランスのマルクス主義(ブルデュー)
 ブルデュー対アルチュセール―否認されたマルクス主義
 ブルデューに対するポパー的批判
 社会学主義に対する批判哲学的批判のために
 カントとの対決
第六章 フランスのフロイト主義(ラカン)
 フロイトについての三つの解釈と主体の問題
 主観性の規定―「真なる主体」対「自我」
 主体の分裂の危機―ラカンの反-人間主義
 主観性の理論から自我の破壊へ
第七章 主体への回帰
 主体の二種類の死
 形而上学的主体
 形而上学的主体から「現存在」へ
 脱構築された後の主観性
結語
原注
訳注
訳者あとがき
人名索引

[図書分類] 思考・思想・哲学
[キーワード] CRITICISM・CRITICAL|HISTORICAL
[コード] 4588006037

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